こんばんは。昨日、平成29年度地域型住宅グリーン化事業についての概要が発表されましたので、その内容をご報告いたします(*^_^*)
【事業概要】
住宅事業者、流通業者、プレカット業者等のグループが、グループの共通ルール等に基づく木造住宅・建築物の建設を行う場合に、予算の範囲で補助するものです。
【対象となる木造住宅】
(1)長寿命型(長期優良住宅:木造、新築)
(2)高度省エネ型(認定低炭素住宅:木造、新築)
(3)高度省エネ型(性能向上計画認定住宅:木造、新築)
(4)高度省エネ型(ゼロ・エネルギー住宅:木造、新築・改修)
【補助額】
(1)~(3)補助対象経費の一割以内の額で、かつ一住戸あたり100万円が上限となります。
(4)補助対象経費の1/2以内の額で、かつ一住戸あたり165万円、但し、平成27・28年度の2年間のグリーン化事業においてゼロ・エネルギー住宅の補助金活用実績が4戸以上ある場合は補助限度額が150万円となります。
(1)~(4)については地域材活用の場合に20万円、三世代同居対応の場合に30万円を上限に予算範囲内で加算あり。
【昨年度からの変更点】
1. ゼロ・エネルギー住宅
(1) 太陽光発電工事: 補助対象⇒補助対象工事外
(2) ゼロ・エネルギー住宅の外皮基準: ZEHの強化基準が必須
(京都などの6地域はUA値0.60以下が必須)
(3) ゼロ・エネルギー住宅の補助金の額の変更 ※上記補助額を参照
(4) ゼロ・エネルギー住宅の優先配分: ①BELS活用実績のある工務店割合が高い ②外皮平均熱貫流率のランクアップ割合が高い(京都などの6地域はUA値0.50以下) ①、②のグループ対し優先配分
2. 住宅省エネルギー講習会
施工事業者は平成25年度以降の住宅省エネルギー技術講習会の修了者であることが必須
※平成24年度の修了者は再受講が必要
3. 施工事業者
(1) 施工事業者が複数のグループの構成員として所属することは可能、但し施工事業者が補助金を申請できるグル―プ数は1グループのみ
(2) 中規模工務店(年間新築300戸以下)の上限戸数は、長寿命型・高度省エネ型それぞれ原則1戸
4. 三世代同居対応住宅
調理室・玄関等について一部取扱いを明確化
★6/22(木)より事業参画の有無のアンケートを会員様へ配信
★個別仕様説明会開催予定
★8月下旬採択発表予定
ご不明点等ございましたら事務局までご連絡いただければ幸いです(*^_^*)